Friday, 2 October 2015

ビストロ ブルギニョン Bistrot Breguignon [ボーヌにて②]


マルシェを見終わった後は、レストランへ向かいます。
前回および前々回は コンティというレストランでがっつりお食事を頂いていたのですが、今回はあまりおなかが空いていないし、月末だからお財布も厳しいし涙、ということで軽めの昼食にすることにしました。街を歩いていて、チーズやハムの盛り合わせがあるビストロ・ワインバーを適当にチョイス。


世界各国からの沢山のオブジェが並んだ内装が可愛らしい。

ワインのリストはこちら。
我々は
白『Montagny Premier Cru 2013 - L.Cognard』
赤『Côtes de Nuits 2012 - Loiche』
をチョイス。どちらも、酸味が強すぎたり味のバランスが悪かったり、我々の好みではありませんでした。6ユーロもするのに!残念。


さあ、お待ちかね。ブルゴーニュ産チーズの盛り合わせ(10€)、サラミ(7€)と生ハムSan Daniele (7€) (*^_^*)


生ハム美味しーー! 油が口の中で蕩け、お肉の味と最高のコンビネーションを醸し出します。
調べると、イタリア産生ハムだそう。これは大当たりでした!


ブルゴーニュ産チーズの盛り合わせ。写真では4種しかありませんが、本当は5種あります。
右から 軽め→重め 
① デリス・ドゥ・ポマール : Hess社。水切りフレッシュ・チーズにマスタード粒をコーティング。さっぽりしたチーズにアクセントがついてどんどん食べられます。ブリヤ・サヴァラン(下記参照)と同様の、トリプル・クリームと呼ばれる脂肪が多いクリーミーなチーズです。でもフレッシュなのでしつこくない!
② ?
③ エジ・サンドレBerthaut社。エポワスと同じつくり方のチーズですが、最後に炭を被せます。この炭が粉っぽくて、私の口には合いませんでした。
④ エポワス:ウォッシュタイプ。皮はブドウの搾りかすで洗い(こすられ)ます。さすがブルゴーニュ。美食家兼法律家ブリヤ・サヴァランが「チーズの王」と名付けたそう。彼のお気に入りなのでしょうね。濃厚な味にくわえ、とろっべとっとした食感がたまりません(*´д`*)

そして隠れているのが
⑤ ブリヤ・サヴァラン : 上記の美食家兼法律家のブリヤ・サヴァランの名を冠したチーズ。といっても、このチーズが出来たのは彼の死後で、19世紀末~20世紀初頭だそう。非常にクリーミーで、まるでしつこくないバターを食べているよう。ほっぺたがおちる~~

どれも、特徴があって美味しい(^.^)
食べ比べができるのって楽しいですね。一人一皿ではなく、大皿小皿をシェアするアペリティフ式食事もいいもの!
特に生ハムとチーズとワイン!最高のトリオです。

ただ、店員さんのがなかなかこちらのサインに気づいてくれなかったのが気になりました。
取り立てて混んでいたわけでもないのに。残念!


クリーミーなバターのようなブリヤ・サヴァラン、日本でも手に入るよう↓

濃い目とろとろチーズがお好きな方はこちら↓ スプーンですくって食べたい!


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