Tuesday, 13 October 2015

たまにはコスパ抜群なエスニック料理


マグレブ系ファーストレストラン―Palm d'or パルム・ドール

に、行ってきました。
マグレブとは北アフリカのアラブ諸国、特にチュニジア・モロッコ・アルジェリアのことを指します。

これらの国はフランスの旧植民地とあって、アラブ諸国の中でも西洋化しているし、言語もフランス語が現地語と共に公用語になっています。フランスに沢山いる移民にこれらの国出身の人が多いのは、かつての植民地政策の遺産というわけです。

人が移れば、モノも移り、文化も移る! 今やフランスには欠かせないファーストフード、ケバブ(これはトルコ由来)ですが、このマグレブ系の人が経営しているお店も多々。その多さに、あれ?ケバブってマグレブ系だっけ?と混乱してしまうこともしばしば。
そんな数あるケバブ屋の一つ、Palm D'Orは、ケバブを提供するほかに、マグレブ系のお料理も出してくれるレストランです。


クスクス・ロワイヤル


ロワイヤルの名に相応しいこの肉たち!


クスクスとは本来小麦粉でできた小さい粒粒のことを指しますが、これが転化して「粒粒+マグレブ風具だくさんスープ」の料理名にもなっています。
写真奥のように、平たい器に入ったクスクスに、スープと具をかけていただきます。

このお店はお肉を頼むと別皿で提供してくれるタイプ。
ラム、牛肉の串刺し、チキン、スパイスソーセージ、ミートボールとてんこ盛り★

この肉の山もさることながら、クスクスがものすごい量なので完食するのがやっと。
お腹が空いていない時でないと、相当な気合いが必要です。





こちらはケバブプレート
ケバブのお肉にフライドポテトの丘。
 ジャンキーです。

ケバブというとサンドイッチにすることが多いですが、これはプレートバージョン。

ケバブの肉って、一体中に何が入っているのか怪しいところがありますが、そんな事は忘れるくらい、たまに無性に食べたくなる中毒性があります。ケンタッキーのような







シャクシュカ

マグレブ伝統の煮込み系お料理。
店員さん曰く「アラブのラタトゥイユ」 お、お洒落だな
トマトベースのスープに、スパイスがたんまり。野菜とじゃがいもが良く煮込まれていて、口の中でとろけます。

半熟卵とお肉も入って、タンパク質もばっちり☆

何のスパイスなのか、堪らなくエスニックを感じさせて美味しい!普段は食べなれない味に舌鼓を打ちます。










どれもかなりの量なのに、お値段は9~13€ほど(1200~1800円)くらい。フランスのレストランでお腹いっぱい食べれてこのお値段はかなりお得!!こちらのレストランは高いのです

とでもじゃないけれど、本格&高級レストランとは言い難く、ほとんどのメニューが作り置き。たまにフライドポテトが冷たかったりする サービスも適当です。
けれどそれもご愛嬌。ファーストフード&ファミレスの融合バージョンだと思えばしっくりきます d( ^ω゚ )モーマンタイ

ということで、私は一か月に一回はここに来て食べてるくらい使い勝手がいいお店なのでした。



安く、お腹いっぱいマグレブ系料理を食べたい時にお勧めの、ファースト&ファミリーレストラン

★レストラン情報★

Palm D'Or パルム・ドール
19 Rue Paul Bert
69003 Lyon

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