ラグビー 日本戦とリヨンのブッション（郷土料理レストラン）レポ
先の土曜日は、ラグビーワールドカップ、サモア対日本戦でした！
普段はラグビーに入れ込んでいない私でも、イベント時には日本応援隊に変身します（現在隊員約一名）。
土曜日のフランス時間15時30分に始まったこの試合、友人を誘ってパブで観戦してきました。昼から罪悪感を感じずに酒を飲めるのはなんと気持ちの良いこと！さすが、今年の日本代表は一味違うようです！強豪と言われているサモア相手に、快勝＼(^o^)／ 観戦している私としては、スコットランド戦の焦り（前半）と絶望（後半）（←失礼）を感じることなく、安心して応援に集中することができたのでした。
このスポーツパブの2回は、テレビの画面と皮のソファーが完備！
ゆったりと
左写真では見えにくいものの、実は地べたのカーペットに直に座ってラグビー観戦するお客さん多数…。
←我々は、毎度おなじみ、シャプチエのコート・デュ・ローヌ(18€、2500円くらい) をボトルで注文。
パブなのにワインを頼むっていう・・・(；´Д｀)
ブリティッシュパブやアイリッシュパブのビールは私の好みのビール（ベルギー系）に似たタイプが少ないのです。
日本代表が快勝した試合の後は、南ア対スコットランド戦。
フランスのパブ、スコットランド応援に傾いていたのに驚きました。
確かに、スコッチが好き人とか、地理的にスコットランドに所縁のある人が多いのかもしれませんが、どうやら歴史的にもフランスとスコットランドは繋がりが濃いよう。特に、アンチ・イングランド！の点で思いを通わせてきたようです。
時は遡ること13世紀、フランス王とスコットランド王が英国（イングランド）を敵対国として集団的自衛権を認めたとのこと。つまり、フランスかスコットランドのどちらか英国に攻撃されたら、もう一方の国が英国を侵略する、という同盟を組んだのです。英国としては、前と後ろからうまく挟まれちゃった感じでしょうね。いやん
また、スコットランド王妃メアリー・ステュアートの母親はフランス人であったことに見て取れるように、両国の王家・貴族で繋がりがあったようです。
さあ、ここからが本題。前置きナゲーヨ
レストランレポです。
イタリア人の友人Oちゃんがトリノにて短期のお仕事を見つけたので、リヨンを一時的に離れることに。そこでラグビー観戦の後は彼女のお別れ会的な集まりへ行きました。人数は全部で９人だったのですが、そのうち６人がイタリア人＼(^o^)／マンマミーア でも皆さん英語が流暢だったのでよかったです。私の幼稚園レベルのイタリア語じゃ話にならん
まずはワインバーでお腹と気持ちの準備をし、
リヨンの郷土料理を出すレストラン（ブッションと言います）、
Chez Mounier シェ・ムニエ へ。
前菜： リヨン風サラダ
グリーンサラダに半熟卵とベーコンとクルトンが乗っていて、贅沢～
けっこうこれだけでお腹いっぱいになります。
メイン： サーモンとグラタン・ドフィノワ
グラタン・ドフィノワとはじゃがいものクリームたっぷりグラタンです。レストランの付け合せの定番。
このあとはリヨン名物、ハーブを混ぜこんだフレッシュチーズ、セルベル・ド・カニュを頂きました。にんにくとネギがいっぱい入っていて強烈～～！こんなにパンチがきくセルベル・ド・カニュは初めて頂きました。味はものすごく美味しいんだけれど、デートには向きませんｗ
トリップアドバイザー（上記リンク参照）では割と良いコメントが並んでいるものの、私の主観ではまあまあなレベルでありました。
まあ、リヨンの郷土料理はもともとそこまで洗練されたものではないので、質ではなく量と値段のお手頃さを求めるべきなのでしょう。
その点、このブッションは、ムニュ（コース・前菜＋メイン＋チーズ＋デザート）の一番下のランクでも15ユーロ （２０００円くらい*）と、量とお値段がかなりお得！通常は前菜とメインだけで16ユーロくらいします。 しかもサービスのおばちゃんが人懐こく話しかけてくれたので、ポイントアップです。フランスで気持ちの良いサービスを受けることは普通のことではありませんからね。
*15ユーロのムニュでは前菜とメインに選べる料理が限られます。17ユーロ強のムニュにはかなりバリエーションがあったと記憶しています。要確認。
ということで、このレストラン、リヨンの郷土料理をお腹いっぱい食べたい時にはいいかもしれません。
レストラン後は、またバーへ繰り出し、ビール漬けになったのでした。
そして翌日、激しく後悔いつものことじゃねーか！
最近は、アルコールのダメージが引きにくくなってきたと感じるのですが、歳のせい？
☆レストラン情報☆
Chez Mounier
3, rue des Marronniers
69002 Lyon
にほんブログ村
にほんブログ村
No comments:
Post a Comment